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舞台『海辺のカフカ』が、6月から新キャストで再演

蜷川幸雄演出による舞台『海辺のカフカ』が、6月から新キャストで再演されることがわかった。
同作は、2002年に刊行された村上春樹の同名小説をもとにした舞台作品。2012年の初演では、蜷川幸雄が視覚的な仕掛けを用いて村上作品の透明感溢れる世界を舞台上で表現し、大きな評判を呼んだ。

約2年ぶりの上演となる今回は、甲村記念図書館の管理をしている佐伯役に宮沢りえ、甲村記念図書館の司書・大島役に藤木直人、「世界で最もタフな15歳になる」ことを決意して、15歳の誕生日に父と過ごした家を出る少年・カフカ役にはオーディションを経て抜擢された古畑新之、カフカが高松に向かうバスで出会う美容師・さくら役に鈴木杏がキャスティングされている。さらに初演に続き、カフカにアドバイスを与えるカラス役に柿澤勇人、ナカタと道中を共にするトラック運転手・星野を高橋努、星野が高松で出会うカーネル・サンダーズを鳥山昌克、猫探しを得意とする不思議な老人・ナカタ役を木場勝己が演じる。

同作の上演スケジュールは、6月1日から埼玉・彩の国さいたま芸術劇場大ホールを皮切りに、6月21日から東京・赤坂ACTシアター、6月13日から大阪・シアターBRAVA!、7月11日から福岡・北九州芸術劇場 大ホールを予定。また、2015年にはロンドン、ニューヨーク公演も開催される。

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