『おおきなかぶ、むずかしいアボガド 村上ラヂオ2』が発売
タイトル:おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2
単行本:224ページ
出版社: マガジンハウス
発売日:2011/7/7
10年ぶりに帰ってきた、アンアン連載の伝説のエッセイ『おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2』。
村上さん曰く「"日本でいちばんおいしいウーロン茶"を目指して書いた」エッセイ。
肩の力を抜いて、気楽にご賞味ください。
1、人の悪口を具体的に書かない 2、言い訳や自慢をなるべく書かない 3、時事的な話題は避ける。これが村上春樹さんがエッセイを書く時に自ら課したルールだそうです。そんな法則に則って書かれた、どうでもいいようだけど、やっぱりどうにも読み過ごすことが出来ない、心に沁みる興味津々のエピソード。究極のジョギング・コース、オキーフのパイナップル、ギリシアの幽霊、あざらしのくちづけ、、、、うーん、なるほど。いやあ、ほんとに。マッサージのように、心のこりをときほぐしてくれるハートウォーミングな語り口。それに彩りを添えてくれるのは、大橋さんの美しい銅版画。