9年ぶり短編小説集発売 タイトルは『女のいない男たち』
4月18日に9年ぶりとなる短編小説集を発売することが14日、文藝春秋が発表した。
タイトルは『女のいない男たち』で、短篇集としては2005年9月に発売された『東京奇譚集』(新潮社)以来9年ぶり。同社からは、昨年4月発売の長編小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』に続く刊行となる。
収録作品は、描き下ろしとなる「女のいない男たち」をはじめ、昨年12月から今年3月までに月刊誌『文藝春秋』や文芸誌『MONKEY』で掲載された「ドライブ・マイ・カー」、「イエスタデイ」、「独立器官」、「シェエラザード」、「木野」の全6篇となっている。
予約は同日から全国書店、ネット書店などで開始されている。